FX成功者のマインド構造とは?

FX成功者のマインド構造とは?~

この上級編では「自分に合った手法を見つけよう」というテーマで、いくつか役立つ情報を書いていこうと思います。

FXにおいて、トレーダーの数だけ手法が存在しています。

最初はすでに稼いでいるトレーダーや販売されている教材から学び、見様見真似でトレードの練習をするかと思いますが、慣れてくると、自分でアレンジして、修正し、自分に合った手法に変化させているケースが多いと思います。

そういう意味で、トレーダーが100人いれば100の手法が存在することになります。

ここで、自分に合った手法って何だろうと考えると、重要なポイントは

「自分の性格をしっかりと把握し、かつ毎日毎日淡々と継続してトレードができる手法」ということになると考えています。

この点を考慮して、どのように手法を作成したいいのか?という事をこれからお伝えしていきます。

そんなことよりも、「勝てる手法を教えてくれ」「人に教えてもらった方が早い」と思われる方も多いと思います。

実際、その通りだと思います。

しかし、優れた手法を教えてもらったとしても、トレードするうえで必要となる正しい考え方・マインド・心構えがなければ、ただの宝の持ち腐れになってしまうことも事実です。

そうならないように、最初にFXでトレードする際に本当に大切な考え方・マインドをお伝えした後に、簡単な手法の作り方・考え方を伝えていこうと思っています。

なぜ多くの人が勝てないのか?

FXで安定して勝ち続けている人がどのくらいいるのか?という問いに対して、1%や10%と言われていたり、そもそも勝っている人はいないというコメントなど、多くの意見が飛び交っています。

本当のところは誰もわからないと思いますが、30年以上為替の世界で仕事をされてきた人達が言うには、約5%と言われています。

なぜ、そんなに少ないのでしょうか?

順を追って説明していきたいと思います。

まずは、FXに興味をもって始めるわけですが、約8割の人たちはすぐにやめてしまいます。それも数日から数か月のうちに。

その様な人たちは、軽い気持ちで、FXの難しさを全く知らないまま、一獲千金を狙って参加してきた人がほとんどでしょう。

案の定、まったく戦略もないままトレードをしてしまい、巨額の損失を出して、あきらめてFXをやめてしまいます。

また、日々の忙しさで、FXの勉強を継続できない等のいろいろな理由で辞めてしまう人も多いのが現実です。

実は、FXの世界に関して、回転率が非常に高いといわています。すなわち、新規参入者が多いのもありますが、一度辞めた人がまた戻ってきて、少しやって、またやめてしまう人も結構多いので、そのような割合になっているのです。

この最初の入り口で多くの人がふるいにかけられるのです。

しかし、中にはその壁を越えてくる人もいます。そのような人はある程度、強い気持ちで「FXで成功してやろう」と考えている人達です。

そのような人達はFXの勉強をしっかり行います。中には数百万も使っていろんな教材を勉強したり、先生に教えてもらったりとしている人も数多くいます。

しかしそんなやる気のある人達もある事実に徐々に気づき始めます。

それは、勉強すればするほど「結局は数えきれない選択肢があるということだけ」です。

冒頭にも書きましたが、FXの手法は人の数だけあります。そのすべてを使いこなすなんで到底無理で、結局は使い続けることはできないという点を気づいてしまうのです。

努力と成果が結びつかなくなり、知識だけ増え、肝心のトレードは躊躇して、行動できなくなってしまいます。そして、そのような人たちもいつかはやめてしまうのです。ここまでで95%が脱落してしまいます。

しかし、そんな中でもあきらめない猛者がいます。このような人たちが5%の世界に入ってくるのです。その5%の人のほとんどが過去に1度や2度は大きな損失を経験したことがある人達ばかりなのです。大半の失敗を犯した人達ばかりなのです。

例外の人もいます。こんな大変な過程を踏まずに、最短で成功した人も稀にいるのです。

どういう人達かといいますと、優れた先生・師に出会い、トレーダー仲間たちに恵まれた人です。

では、優れた先生ってどんな人の事をいうのでしょうか?

安定して稼いでいることは大前提として、教え方が上手く、しっかりと初心者の目線で教えてあげられる先生であることが必要です。でも、そんな人ってなかなか巡り合えないでし、その人がどんな人なのかなんて、なかなか判断つきません。

もう一つは、親や親戚がトレーダーで、自然とFXを学ぶ環境が整っていた場合です。これもまれですね。

じゃあ、勝者の5%と敗者の95%の違いはなんですか?という問いに答えるのは非常に難しいですが、その数ある答えの中の一つをこれからお伝えしたいと思います。

FXはこの世の中で最も楽に稼ぐことができるビジネスであると同時に、最も難しいビジネスでもある。

さて、FXの勉強を少しでもされた人はわかると思いますが、世の中のFXの情報の大半が「勝つ」という点に焦点が絞られています。

FXをする人たちは当然「勝つ」ことを目的としているので、まったく間違っていないのですが、この「勝ち」にこだわりすぎると、勝てない罠にはまってしまうのです。

多くの人はテクニカル分析やファンダメンタルズ分析を学び、

「どこでエントリーするか?」

「どこに損切を置き、どこで利益を確定するか?」

を考えています。

これはとても重要で、全然、間違ったことではないですが、これだけでは不十分なのです。

ここで重要となってくるのが、勝者の勝ちに対する考え方です。

プロのトレーダーもテクニカル分析やファンダメンタルズ分析を行っていますが、それに絶対の自信をもってトレードしているわけではないのです。

あくまでも、その分析に優位性があり、価格が自分の予想した方向に動く可能性が高いと考えてエントリーしているだけです。

自分の分析に絶対の自信なんて、微塵も思っていないのです。

一方で、素人トレーダーは、時間をかけて分析し、自分を納得させ、自信をもってエントリーします。

この時にすでに「これだけ分析したのだから、価格は自分の思った方に動くだろう」と思い込んでいるのです。

こうなると危険極まりなく、見えない罠にはまっているのです!!

もし、自分の考えていた方向とは逆の方向に価格が動いてしまった場合に、裏切られた感はハンパないです。

絶望感に打ちひしがれ、自暴自棄になってしまいます。もし、損切りを入れていなければ、資産はあっという間になくなってしまうでしょう。

このような考えでのトレードは10の勝ちを1の負けで吹き飛ばしてしまう人の典型例でもあります。

ここでお伝えしたい大切な点としては、「どんなに分析をしたとしても、絶対はないのだから、完璧な手法は存在しないとまずは気づくこと」です。

分析にどれだけ時間と労力をかけたとしても、それは無駄で、最終的に価格がどっちに動くのかは神のみぞ知るという考えでトレードをすることが大切です。

では、なぜ相場に絶対はないのでしょうか?完璧な手法や完璧に近い手法は存在しないと言い切れるのはなぜなのでしょうか?その理由を次の章で紹介したいと思います。

為替はなぜ変動するのかを学ぶ

相場の値動きは、買い・売りのポジションのバランスで決まる

この章では、為替がなぜ変動するのか?という事を学んで頂きます。

これは非常に大切で、為替の本質を知ることが「完璧な手法は存在しない。それは幻想である」ことを理解するきっかけとなると思います。

結論から言ってしまうと

  • 価格が上昇しているのは、その時の買いポジション量が売りポジション量よりも多いから
  • 価格が下降しているのは、その時の売りポジション量が買いポジション量よりも多いから

これがすべてです。

例外はありません。

買う人が売る人よりも多ければ多いほど、すなわち、買いポジション量が売りポジション量よりも多いと、価格がどんどん上昇していきます。

あるところで、買いポジションをもっている人が利確の為に売りを行います。その人が増えてくると、買いと売りのバランスが逆転し、価格は下落し始めます。

ここで重要なのが、人の数ではなく、相場に流れている資金量です。

買いで相場に参加してくる個人投資家がどれだけ多くても、ある一人の大口投資家が、巨額の売りポジションを持った瞬間、価格は下落していきます。

理由は、市場に流れた買いポジションの金額よりも売りポジションの金額が多いからです。

このように、市場に流れた買い・売りの金額のバランスによって、価格は上昇したり、下降したりしているのです。

この真実は知ったならば、相場を完全に予想することは不可能であると認識できると思います。

なぜなら、価格を上昇させたり、下降させたりするのはコンピューターではなく、相場に参加しているすべての人達だからです。

もし、価格の変動を完璧に把握したいのなら、相場に参加しているすべての人達に電話をかけて、

「今から買いますか?売りますか?どのくらいのポジション量を持ちますか?何通貨で取引しますか?そしていつ利確しますか?次に新しいポジションを持つのはいつですか?」

と質問し、答えてもらって、買いポジション量と売りポジション量を把握しておく必要があります。

そんなことって不可能ですよね? 誰がいつどのくらいの資金量で取引するのかなんて超能力がない限り無理ですし、どこで利確するのか?なんて、その本人もその時になってみないとわからないのです。

ゆえに、価格の動きを正確に把握する方法なんてないですし、結果、完璧な手法なんて存在しないという事を肝に銘じるべきなのです。

時間をかけて行った分析に絶対はないのだから、当たったらラッキーというぐらいの楽な気持ちで考えておくのがベストだという事です。

この事実を知っているのと知っていないのとでは、後々、トレードする上で、マインドの部分に大きな影響を与えてくるので、ぜひ心に刻んで頂きたいと思います。

さて、この事実を踏まえ、どのような考えでトレードを行っていくか?を次の章で紹介したいと思います。

FXとは確率論だ!!

確率論で考えると楽になる

さて、前回の章では、価格が変動する本当の理由をお伝えし、完全に価格を予想することは不可能であることをお伝えしました。

ここではそれを踏まえて、トレードする上でどのように考え、どのようなマインドで臨むべきかを伝えたいと思います。

FXの最終目標は「勝ったり、負けたりしながら、最終的にトータルプラスで終わらせること=利益を得ること」です。

その最終目標を達成するために、必要な考え方が「確率論」なのです。

すなわち、毎回毎回の取引を100%勝ち続けることは不可能なので、買ったり負けたりしながらの確率論を元にトレードを考え、トータルで利益を残していくことが大切になってくるわけです。

この確率論で考えるために、身近な例をいくつか紹介しましょう。

コイン投げ

トレードとは関係のない話をしてみましょう。

ここに重さが均一なコインがあり、それを1000回投げてみると、明確なパターンが現れます。

ほとんどの場合、表と裏の出現回数はそれぞれ500回ずつに近い回数になるはずです。トータル回数を1万回・10万回と多くすればするほど、表・裏の出現回数は限りなく50%に近くなるはずです。

さて、ここで友人とゲームを行います。

コインを100回投げて、表が出たら、私は200円を友人からもらうことができます。

一方で、裏が出たら友人に100円を上げないといけません。

この条件を提示された時にあなたはこのゲームをしようと思いますか?

おそらくほとんどの人はゲームに参加するでしょう。

確率論から考えると、表がでる回数は50回、裏が出る回数は50回、利益は200円×50 で10000円、損失は100円×50で5000円、結果5000円の利益になるのです。

あなたは今までの人生の中で、利益が残る期待値が高いことを知っているので、このゲームに参加します。

10回コインを投げて、表3回・裏が7回出ました。この時の収支は100円の損失です。

あれ、損をしているな…と心のどこかで不安になる気持ちがこみあげてくるかもしれませんが、あなたはこのタイミングでゲームを降りようとしますか?

おそらくしませんよね。だって、あと90回もコインを投げるチャンスがあるのだから、ここでやめるのはもったいないですよね?

ゲームが終了し、表の回数が40回、裏の回数が60回で終了しました。

あなたの利益は2000円でした。

確率論で考えた予想利益の5000円と比較すると少ないですが、無事利益が残った事に対して、あなたは安堵していると同時に、「まあ、こんなもんでしょう」と考えているはずです。

利益が5000円にならないとおかしい!!友人がズルしたはずだ!!と怒り心頭で怒鳴り散らしますでしょうか?

いや、そんなことはしないはずです。

あくまでも確率論での考えなので、100回投げただけで、正確な数字が出るはずないと、経験で分かっているからです。

でも、利益が残る期待値が高いので、あなたは迷わずこのゲームに参加したはずです。

さあ、ここまできたらもうお分かりですよね?

FXもこのコイン投げのゲームと同じで、確率論で考えると非常に楽になりませんか?

淡々とトレードすることで、トータルで勝ち越せばOKなのです。

そして、1回1回のトレードに一喜一憂する必要はなく、確率論にゆだねてトレードすればいいだけなのです。

宝くじ

さて、もう一つ面白い例を紹介しましょう。

あなたは宝くじを買ったことがありますか?

宝くじに当たれば、夢のような巨額の金額があなたの手に入ってくることを想像するだけでうれしくなります。

そのような夢を追い求めて、多くの人が宝くじを買うわけですが、ほとんどの人が当たりません。

でも、当たらなかった人は、多少は残念がりますが、ひどく落ち込み、絶望にうちひしがれる程、落胆する人ってどれくらいいるのでしょうか?

ほとんどいませんよね?

なぜなら、宝くじに当たる確率はかなり低く、当たったらラッキーというぐらいに考えている人が大半だからです。

確率が限りなく低いのを知っていながら、多くの人が宝くじを懲りずに買い続けるのはなぜでしょうか?

それは、リターンが大きいからです。当たったら、今まで使った金額なんて、一気に取り戻せるし、大金がおまけでついてくるからです。

だから、継続して買う人が多いのです。あきらめずに。

さて、FXでも同じです。

確率論で考えるのならば、連敗したとしても、今後1回の勝ちトレードですべてを取り戻せるという自信と期待があるならば、継続してトレードができるわけです。

言い換えると、「負けは当然で、どっかで大きく勝てばいいや。ラッキーが早くこないかな」と考えることが楽ですし、これが継続する秘訣でもあるのです。

さて、2つの確率論での例を紹介しました。

この事実を知ったならば、トレード毎に一喜一憂するのがどれだけ無用なことか!がわかってくると思います。

当然、最初は勝ったら喜んで、負けたら落ちこみます。人ですからね。でもこの事実を知っていれば、立ち直りも早いし、次に切り替えることができると思います。

負けたとしても、この後に控えている20回・30回のトレードで勝てばいいわけで、焦る必要もないわけです。

この考え方がトレードを継続する最大のコツなのです。

この考え方が5%に入る成功者のマインドなのです。

この考え方が平常心で淡々とトレードすることができるコツなのです。

この考え方がFX手法マニアにならない対処策なのです。

この考え方が手法をコロコロ変えず、一つの手法を極めるための秘訣なのです。

好きなテクニカル分析を極める

優位性を検証し、機械的に取引する訓練を行う

さて、今まで様々なことを書いてきました。まとめますと、

  • なぜ、これほどにも勝てない人がいるのは、すぐやめてしまうから。
  • 相場が変動する本当の理由は、買いと売りのポジション量のバランス。
  • 確率論でトレードすると楽になる。

です。読んでいただいた方は有難うございました。

では、この章から、具体的にどのように手法を考えていけばいいのか?という事を伝えていこうと思います。

期待値の高い手法ってどうやって考えればいいのか? やはりここが一番気になる点かと思います。

手法を作成するにあたって、テクニカル分析を用いるのが一番わかりやすいです。

自分の好きなテクニカル分析をいくつか選択すればいいと思います。

また、今までトレードしてきて一番馴染みのなるものや勝てる確率の高いものなど、なんでもいいと思います。

そんなものないよ!!と思った人は一番多くの人が使っている移動平均線がいいかと思います。

ここで重要となるのが、多くのインジケーターを使いすぎない事です。

5個も10個もチャート上にインジケーターを示しても、結局は判断に迷いますし、余計な情報が多すぎて混乱してしまいます。

さて、どのテクニカル分析を使うかが決まったら、

次にテクニカル分析のパターンを浮き彫りにして、そのパターンがどのくらいの頻度で繰り返しチャート上に現れているのか?利益が得られる可能性はあるのか?を考える必要があります。

チャートを開き、このパターンが出現したら、

  • 相場はどちらに向けって動いているのか?
  • 例外はあるのか?どのくらいの確率で予想した方向に価格が動くのか?それはどこまでなのか?
  • 損切はどこに置けばいいのか?
  • 利確場所はどうするのか?
  • 利と損のバランスはどれが一番最適なのか?
  • 時間帯はどうなのか?  ets....

このような点を考えて、検証を重ねていきます。

エクセルで統計を取ったり、図に保存して目と頭に焼き付けたりと繰り返し行っていきます。

その他の重要な点として、

  • ある一定の長期間(3か月~半年)にする
  • 取引回数が少なくても30回以上で検証してみる
  • その中で利益率と勝率は? 
  • トータルで利益が発生しているか?
  • 自分のライフスタイル(活動時間や仕事時間等)を考慮して、現実的なトレード方法か?
  • 損小利大にきちんとなっているか?

いろいろと書きましたが、このような要素を取り入れながら、

厳密にルールを設定して検証を繰り返していきます。

そして、すくなくても、3か月ベースでトータルプラスの成績(100 pips以上が目安)が出ていたら、OKでしょう。

え!? 少なすぎじゃないの?と思われる方もいるかと思いますが、はじめはこんなもんです。

その結果をベースにいろいろとパラメーターを変更しながら、検証を繰り返すのです。

さて、では移動平均線を利用した簡単な検証方法を紹介してみましょう。

これは私がFXを始めた頃に最初に行った検証でした。

ルール:

  1. 移動平均線のゴールデンクロスとデットクロスの方向にエントリーする
  2. 利確は100pips、損切は50pips固定
  3. 時間足は1時間足
  4. ポジションを持っている時に出現したシグナルは無視する。

このような非常に単純なルールで行いました。

結果ですが、いまいちです。

2017年1月~6月の半年間の結果を示していますが、いまいちの結果ですね。

1月のようにボラが拡大しているときは非常にいいですが、その他の月はあまりよくないです。

ただ、昔はこのような結果でも半年ベースで考えるとトータルプラスになるではないか!!と単純に考え喜んでいました。

でも、仕事をしていた私はいつ出るかわからないシグナルを待つことなんてできませんでしたので、何とかいい方法はないのかなあと思っていました。

トレードするなら、時間を絞って行う必要があると考え、いつがいいのかを検討してみると、朝か夜でした。

そして、夜はなにかと仕事の用事も入るのので、朝が一番いいだろうと考え、朝にいいトレード方法はないものかと考えていました。

朝の時間に絞って、ゴールデンクロスとデットクロスをベースに、利益と損切のバランスを検討したり、1分足や5分足の方向を考えてみたりと、様々な検証を繰り返しました。

そうすると、ある程度安定して利益をとれる方法が見つかりました。一部の検証結果を示します。

 

これで、時間も絞れて、ライフスタイルにあった手法が、出来上がったと考えました。

3か月見ればトータルプラスになるのだから、とりあえずこれでルール通り取引してみようと考え、ひたすら同じ作業の繰り返しです。

来る日も来る日も同じ時間帯にルール通り取引します。

10連敗することもありましたが、何とか継続することで、検証通りの結果が得られる時が多かったです。

そうすることで、確率論による取引を本当の意味で実感することができたのでした。

そのあとも、月トータル安定的に獲得できる手法はないかと機械的な検証をずっと続けましたが、思うような結果がでる手法は、見つかりませんでした。

今思えば、100%厳密にルール化した手法で、月に500pipsや1000pipsを安定にとれる方法はないことは明らかでした。

限界がありました。

そんな優れた手法があれば、自動売買化(EA化)して、放置しておけば、勝手に莫大な資産を築くことができます。

でも、そんな自動売買ソフトは世の中で見たことがありませんし、あれば既に世間に広まっていて、為替の世界ではタブーになっているはずです。

これに気付いた後に、厳密なルールに基づいた手法をベースに、すこしばかりの裁量を加える大切さを知ったのです。

では、次の章で裁量を加えたトレードとは?に関して紹介したいと思います。

裁量を加える

さて、この章では「裁量を加えてトレードをする重要性とリスク」を解説します。

前の章では、

  • テクニカル分析を利用した手法作成方法
  • 厳密なルールに基づいたトレードをし続けることの大切さ

について書きました。

自分で決めたルールを厳守しながら、日々機械的にトレードをしていると、

徐々に危険なチャートの形や勝率の高いチャートの形がわかるようになってきます。

「ルール通り取引する場面だけど、今の相場環境を考えると、損切になるケースがほとんどだよなー!」

「エントリーを見送る場面だけど、このような形は利益なる確率が高いから取引した方がいいな!!」

このような考えが徐々に出てきます。そして、少しずつ裁量を加えていくのです。

その段階になれば、半裁量トレードの完成です。

この裁量を加える割合ですが、ルールが9割・裁量が1割のようなバランスで考えるといいかもしれません。

しかし、ここでのリスクも当然出てきます。それは、せっかく厳密なトレードができる訓練をしたのに、裁量という甘い言葉に誘惑されて、

決めたルールを破ってしまうリスクです。人は欲望の塊です。すぐに自分で決めたルールを破ってしまう生き物です。

なので、裁量を加える場合には細心の注意をしておかなければなりません。

基本厳密なルールを基に取引を行うが、裁量を加える場合のケースもすべて考えておかなければなりません。

もし、それができなければ、裁量トレードは行うべきではないのです。

これは本当に注意が必要です。

この機械的なトレードと裁量トレードを繰り返しながら、徐々に「鉄のルールや精神」が出来上がってくるのです。

こうなれば、もうブレません。何が起きても淡々とトレードし続けることができます。

その中に焦りや怒り、悲しみ、喜び、落胆、絶望などの感情なんてないのです。

唯々退屈なだけです。チャートに向かって、クリックするだけの日々です。

こうなれば、すぐ手の届く場所に莫大な資産が転がっています。

まとめ

  1. FXの世界では95%の人が負けており、その理由はすぐやめてしまうからだ。
  2. 勝っている人と負けている人の違いは、手法ではなく、取引における考え方・マインドが根本的に違うこと。
  3. 為替レートが変動する理由は、相場に参加している人達のポジションのバランスで決まる。
  4. 「確率論」でトレードを考えることが重要。
  5. 自分に合った条件で手法を作り、機械的に淡々とトレードする訓練を行う。
  6. 裁量を少し加えることで、さらに上達する。
  7. 鉄のルールと精神を身に着け、死ぬまで継続する。

さて、上級編という事で、いろいろと書いてきました。

FXで成功する為の秘訣や考え方、そして自分で手法を考える時のポイントを書いてきました。

少しでも参考になれば幸いです。

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