RSIとは?
RSIとは簡単に言うと、買われすぎか売られすぎかがわかるオシレーター系代表です。
移動平均線やボリンジャーバンドはトレンドをみつけるテクニカルだが、RSIは「売られすぎか」「買われすぎか」を教えてくれるテクニカル指標です。
一定期間のなかで上昇した値幅がどれぐらいあるのか?その上下に動いた値幅のパーセンテージを算出したものがRSIとなります。
では、実際にチャートに示してみます。USDJPYの5分足チャートにしめしています。
赤色の線がRSIと呼ばれるもの・右の縦軸には0から100までの%が示されています。
一般的に
- 70%以上になると買われすぎ
- 30%未満になると売られすぎ
を示しています。
さて、では実際のRSIの動き方を見てみましょう!!
価格の動きとRSIの動きがよくに似ていることが分かるかと思います。
価格が上がればRSIも右肩上がりになり、価格が下がれば、RSIの右肩下がりになっています。
移動平均線みたいな感じでとらえられるので、分かりやすいですね。
また、RSIは現在上か下かのどちらにパワーが強いのかをすぐに判断できます。
その方法は、50%よりも上にいるのか?下にいるのか?だけです。
50%上にいれば買い優勢・下にいれば売り優勢となります。
RSIの基本的な使い方
さて、RSIの実際の使い方を解説しようと思います。
RSIは買われすぎ・売られすぎを示すテクニカル指標であることを紹介しました。
ですので、基本は逆張りでエントリーします。
買われすぎの70%以上になれば、売り
売られすぎの30%以下になれば、買い
と判断します。
しかし、ながらだましも存在します。
RSIの苦手な相場としては、強いトレンドが出た時です。
強い買い相場にあるときは、ずっと70%以上の範囲で張り付いてしまうこともしばしばあります。
このような時にだまし回避としては、私はよく移動平均線を使用しています。
上の図では、20MAを示しています。RSIが70%以上になりました。ここで売りを考え始めます。
そして、移動平均線が横ばいになり、価格が下回ってきたら、売りでエントリー。
決済は、30%のところです。
このように、移動平均線を組み合わせることで、だまし回避ができることも多くありますので、ぜひ、利用してみてください。